【実家売却物語】実家との戦い! 実話を元にした実家の売却奮闘記
2023/06/15
伊藤さんは、相続した実家を売却することにした。
いつか手をつけないと思っていたが、やっと重い腰をあげた。
旦那は、3年前に他界しているため
女一人で不動産屋に相談するのは、心細かった
遠くはなれた福岡の息子に電話で背中を押され
やっと一歩を踏み出した
さっそく、不動産屋に相談し見てもらうと
「荷物が多すぎます」と言われ
このままだと、見に来た人が住むイメージがわかないため売れないとのことでした。
確かに荷物の量が多いのは、わかっていたが
その事実を突きつけられると困ってしまった。
なぜなら、女性一人では、とても片付けられる量ではなかったのだ。
悩んだ結果
新聞広告のチラシに入っていた処分業者に依頼することにしました。
実家を処分業者見てもらい費用を聞くと
びっくり!
なんと、300万円以上もかかるという。
伊藤さんは、悪い想像をした。
女一人だからぼったくられているのか思ってしまった。
念の為、他の処分業者にもあたると
350万円と380万円!
確かに荷物は多いが、こんなに費用がかかるとは思っていなかった。
伊藤さんは、気持ちは膝から崩れ落ちていった。
実家を売却するためには荷物を処分しなければいけない
しかし、処分費300万円を払えるお金はない!
悩んだ結果、自分で片付けることに覚悟を決めた。
伊藤さんは、それしか選択肢が無いと判断したのだ。
週末に自分で片付けに実家に足を運んだが、量が多すぎて何から手をつけていいのかわからない。
ひとまず換気をして、庭で懐かしい家の思い出にひたっていたところ
なつかしい近所の人に道路から声をかけられ、雑談をしていたら夕方になっていた。
初日は、何も進まずに終わった。
伊藤さんは気を取り直して、翌日から作業をはじめた。
昔は手入れされていた庭の草木が生い茂り、ひどい状態になっていた。
近所の目もあるため、まずは庭の手入れからはじめた。
心地よい風を感じながら、伊藤さんは庭で過ごした楽しい思い出にひたりながら作業をしていた。
しかし、そんな快適な時間は長く続かなかった。
伊藤さんは、痒くてたまらなくなった。
生い茂った庭にいた蚊が、伊藤さんの顔や手を刺していたのだ、我慢が出来なくなった伊藤さんは、痒さに悶えながら、今日のところは退散したのであった。
前回は、蚊にさされ痒い思いをしたので、今回は蚊取り線香と虫除けスプレーを持参し、長袖長ズボンの万全の体制で取り組む。
暑さ対策もバッチリしました。
「さあ、やるぞっ!」伊藤さんは、気合いを入れて作業に取り組みはじめました。
水曜日は燃えるゴミの日なので、雑草を入れた袋を両手に持ちゴミ集積所にむかった。
歩きながら、伊藤さんは小さい頃を思い出していた。
水曜日は、弟とゴミを集積所まで、どっちが早く持っていけるか競争していたのだ。
小さい頃の楽しい気持ちのまま、伊藤さんはゴミ集積場にやってきた。
まだ、誰もゴミを出していないので「1番のり!」と心の中で叫び、前回まとめたゴミを出してスッキリした。
ふと看板を見ると
ゴミの収集日が昔と変わっていたことを知った。
伊藤さんは、大きなため息をつき
重いゴミ袋を全部実家に持ち帰った。
色々あったが、ポジティブな伊藤さんは、本丸の家の中の片付けをシミュレーションしていた。
しかし、あまりの荷物の量に何度も思考が停止してしまう。
悩んでいたところ、親戚に片付けが得意なマリちゃんを思い出した。
親戚の集まりで話をしている時に、掃除の話を楽しそうにするマリちゃんを、みんなで博多のコンマリと呼んでいた。
博多のコンマリに電話すると、親身になって色々と教えてくれた。
アドバイスは、まずは荷物の搬入口である玄関や廊下から片付ける。
次に、玄関に近い部屋に、ゴミや分別したものを一時的に置いておくスペースを作る
コンマリは、LINEで沢山の片付けYoutube動画を送ってくれた。
伊藤さんの折れそうになった心も復活し、やっと片付けの道筋が見えてきた
博多のコンマリのアドバイスもあり、室内の片付けに取りかかった。
リビングにある雑誌などをビニールテープで縛り終え
縛り終わった雑誌を、玄関に運ぼうと思ったところ
何かの音がすることに気がついた。
足を止め、耳をすますと、音が止んだ。
気のせいかと思い、歩き出すと
ガサガサと音がする。
怖くなり早歩きで玄関に迎うと
伊藤さんの後をガサガサと何かがついてくる。
恐る恐る、後ろを見ると
そこには
ビニールテープが!?
伊藤さんの足に、ガムテープとビニールテープのヒモの先がついていたのだ
伊藤さんは、ほっとして
胸をなでおろしました。
様々なアクシデントに見舞われましたが、博多のコンマリの応援もあり
伊藤さんは、家の荷物を全部処分するぞ!
と取り強い覚悟を持って取り組み始めました。
頭にタオルを巻き、机を持ちあげました。
その瞬間、音がした。
前回のようなガサガサという音
ではなく
『グキっ』という音だった。
連日の作業で腰に負担がかかっていたのだった。
せっかく強い意思で望んだものの身体が動かなければどうにもならない。
伊藤さんは、絶望した。
絶望した伊藤さんは、しばらく放心状態でした。
そんな伊藤さんの話を聞いた博多のコンマリが
東京の知人に相談し、ある不動産屋を紹介してくれたのだ。
その不動産屋は、空き家の対応を得意としており
荷物がある状態でも、売却ををしてくれるというのだ
その不動産屋は、荷物処分の様々な具体的な案を出してくれました。
最終的に、伊藤さんは、その不動産屋に希望の金額よりも高い値段で買いとってもらった。
実家の近くの不動産屋や、大手の不動産屋から聞いていた、荷物を処分した後に売れると言われていた査定金額で買い取ってくれることになったのだ。
伊藤さんは、今までの苦労はなんだったんだと思いながらも
これ以上の負担がなく、売却出来ることにほっと胸をなでおろしました。
売却が完了し、伊藤さんの気持ちが晴れやかになりました。
おかげで、腰の痛みもどんどん改善していき、ストレスの元が無くなったおかげで、より充実した毎日を送れるようになりました。
動画でもご覧頂けます。
YouYubeショート動画 https://youtube.com/shorts/ziIKmAN1jsQ
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