放置空き家の問題となるポイント!被害が出る前に抑えるべきこと【空き家問題】
2022/01/15
放置空き家の注意点
放置され続け、老化した空き家で最も怖いのが建物の倒壊です。
近隣住民の財産(家や車など)に対して被害が出るだけでなく、人間に危害を加えてしまう危険まであります。
建物は老朽化すると建物の重さを支えられなくなり、倒壊してしまうのです。
特に木造住宅で雨漏りが発生している、シロアリ被害が発生している空き家は非常に危険です。
また、地盤沈下などにより建物が大きく傾いている場合も危険です。
建物が傾いている場合は地盤を改良するなど、地盤沈下の原因を調査した上で、ジャッキアップという方法で傾きを直す必要があります。
さらに老朽化が激しい場合は建物を再度利用できないケースが多く、その場合は解体が必要です。
いずれも抜本的な解決には高額の費用がかかりますが、早急な対応を行う必要があります。
次に、衛生上有害な害獣や害虫の発生です。空き家で増える害獣として最も一般的なのはねずみです。
ねずみは寒さに弱く、寒さをしのぐために空き家を含めた人家に住みつきます。
家財が置いてある場合は寝床をつくる材料があるので、特にねらわれやすくなります。
ねずみは繁殖のスピードも速く、気づいたら空き家がねずみだらけという状況になりかねません。
また、エリアによっては、ねずみをねらうイタチやハクビシンなどの害獣も集まりやすくなります。
害虫被害で多いのはシロアリとハチです。
シロアリは湿気のある場所を好むため、窓を閉め切った空き家は絶好の住処となります。
また、シロアリの恐ろしさは近隣住宅にも被害を及ぼす可能性がある点です。
空き家を住処としたシロアリは、少しずつ隣家にも移りながら数を増やしていくためです。
ハチは軒下、戸袋、大きく育った草木などに巣を作るので発見しにくく、非常に危険です。
特にスズメバチなど強力な毒を持ったハチも空き家に巣をつくるため注意が必要です。
空き家の場合、発見が遅れてしまうことが多く、気づいたときには巣が巨大になっていたということもあります。
こうした害獣·害虫の中でも、特にシロアリは危険な面があるので特に注意が必要です。
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