『東京都中央区』に空き家問題は存在するのか!? 都心の空き家対策の状況
2022/06/18
東京都中央区の空き家事情
東京都中央区には、日本橋や銀座・築地・月島など、東京以外の方でも耳にしたことがある有名な地域が集まっています。
中央区は、不動産業界では、都心3区(千代田区、中央区、港区)と言われる価値の高いエリアに存在しており、まさに商業やビジネスの中心地と言われています。
昔は、中央区のほとんどは海でしたが、埋め立て整備と日本橋が架橋されたことで商人が集まり、商業の中心地として栄えていきました。
現在では、歌舞伎座や明治座など伝統的な日本文化を楽しむことができるスポットがある一方で、様々な最先端のものを購入できる店や、発達した交通網と住みやすさに向けた施策により、マンションなども多く建設され、居住地としても注目を浴びています。
余談ですが、今回のコラムは「中央区」ではなく「東京都中央区」として書いたのには理由があります。
「中央区」は東京以外に日本に9区も存在しているのです。その他の都市の方が混乱しないようにしてみました。
(札幌市、福岡市、神戸市、大阪市、千葉市、さいたま市、新潟市、相模原市、熊本市)
それでは、本題の「東京都中央区の空き家事情」にふれていきます。
東京都中央区の空き家数は約1.3万戸で、東京23区で2番目に少ない空き家数となっております。
しかし、空き家率でみると11.9%で、東京23区でベスト3に入る高い空き家率となっています。
東京都全体での空き家率が10.8%ですので、平均より高い空き家率のようです。
参考資料:平成30年住宅・土地統計調査/総務省(東京中央区)
東京都中央区の空き家の実態
現在社会問題化している「空き家」は、中央区でも居住実態が無い空き家として存在しています。しかしながら、既に賃貸や売却等により次の使用用途が明確になっている物件 が全体の約 90%を占めており、その件数も調査年毎に大きく増減していることから、一時的な空き家であり、現在、社会問題化している「空き家問題」とは異なる状況です。 このような状況から、今後も住宅の供給量は、職住近接志向による都心回帰現象を背景として、 東京オリンピック・パラリンピック大会後の選手村跡地の住宅なども含め、当面は高水準で推移するものと考えられています。
東京都中央区の空き家の住戸数では、調査年によって大きな増減が見られます。
東京都中央区の助成制度建築物の耐震対策
建築物の耐震対策を空き家対策の一貫として活用しては如何でしょうか?
首都圏では、今後30年以内に70パーセント程度の確率でマグニチュード7クラスの地震が発生すると言われています。
中央区では、地震による建物の倒壊などの被害を未然に防ぎ、安全・安心な住まい・まちづくりを実現できるよう、建物の耐震診断や耐震性を向上させる補強工事などへの助成を行っております。
木造建築物 助成概要
助成の対象となるのは、旧耐震基準の建築物(昭和56年5月31日以前に工事に着手したもの)です
木造住宅の助成については、区内業者などに発注する工事などを対象とします。
木造以外の建築物(一般)
助成の対象となるのは、旧耐震基準の建築物(昭和56年5月31日以前に工事に着手したもの)です。
木造以外の建築物(緊急輸送道路沿道等建築物)
以下のすべてに該当するものが緊急輸送道路沿道等建築物となります。
・敷地が緊急輸送道路等に面する建築物及び防災拠点等に隣接する建築物
・旧耐震基準の建築物(昭和56年5月31日以前に工事に着手したもの)
・高さが道路幅員のおおむね2分の1以上の建築物(防災拠点等に隣接する建築物は高さ要件無し)
詳細はこちら ⇒ 東京都中央区の建築物の耐震対策
問題解決にむけて具体的な取り組み
東京都中央区の空き家事情について、取り上げてまいりました。
様々な空き家対策の方法がございますが、いざご自身の物件のこととなると戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。
賃貸用物件のお持ちの方は、目の前の空室を早急に対処するために、どのような対応がベストか迷われる方が大半です。
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空き家対策は、ひとりで悩んでいると解決に時間がかかってしまい、余計な出費やトラブルが発生してしまいます。
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