【現実を見ることの重要性】 バブル時代の不動産価格は戻ってこない!
2022/01/22
少しでも高く売りたい!
不動産を売却する時に少しでも高く売りたいというのは、人間の心理です。
しかし、欲を出しすぎると売れる物件も売れなくなってしまい、結果損をしたり迷惑をかけてしまう人も少なくありません。
空き家の所有者の中には「こんな低い値段なら売りたくない!」と、空き家売却を常に見送っている方がいます。
その方たちの多くは「この物件は昔、○○○○万円もした!」と、今の相場より大幅に高いバブル時代の最高値を持ち出してきます。
しかし、バブル期のような高い価格は、日本の物価全体がかなりのインフレになったりしなければ上がる可能性は限りなく少ないでしょう。
なぜなら、土地の需要は人口×1人あたりが使用する面積がベースとなる中、人口は減少し、1人あたりが使用する土地も少なくなっているためです。
土地に対する需要は、どんどん少なくなっていきます。
そして空き家の数も増加しています。需要が少ない中で供給が増えれば、地価が下落するのは当然です。
もちろん地価が一時的に上がることはあるでしょう。
不動産の価格は金融政策や税金によって需要が大きく増減するためです。
しかし、長期的に上昇する要素は見当たらないのが現状です。
地価が上がると信じている方は、空き家を手放そうとしません。
今手放すと損をすると思っているからです。
このような方の多くは、空き家をそのまま次世代に相続させようとします。
相続を受ける方は「空き家を早く売却しておいてほしかった」言う方が多いです。
今よりも、もっと以前に売却を判断していれば、より高値で売れていたはずです。
弊社に相談に来られる方にも「相続して自分のものになったら、大変なのですぐに処分したい」という方が多くいらっしゃいます。
大切な資産だからこそ、しっかりと現実を提え、今ある選択肢の中で最もいい条件で空き家を売却できるタイミングを見つけることが重要だと感じます。
アセットアップでは、東京23区と川崎を中心に、空き家・中古戸建・中古アパートの売却相談を行っております。
港区、大田区、品川区は、特に注力して買取をさせて頂いております。
まずはお気軽にご相談ください。